第2章 昌浩の涙と笑顔

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 はー…どうすればいいのだ…起き上がったら起き上がったであんな目をするし寝ていても謝り続けられるし…よしここは勇気を持って… 「昌浩や、じい様は大丈夫だから…」 やばい!(わ!)神将達が動き出す 「あぁ晴明様…こんなに酷いお怪我をしてしまって…このままでは一生治らなくなるのでは…」 はっ!と昌浩が顔をあげる …天一…恨むぞ… 「晴明…俺はまだお前を失いたくない…」 うっ!と昌浩が瞳を潤ませる 青龍…お前もか… 「昌浩…聞いてくれ…」 「いやだ!いやだ!まさひろぜったいにきかない!」 …何を言うと思っておるのだ… 「くっくっく…」 勾陣…朱雀…六合…紅蓮…お前達もか… その瞬間昌浩が何かを決意したような顔をした… 「じいさま…あのね…」
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