サンタクロースと魔法のアメ

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凛には多くのプレゼントを貰った気がする。可愛い姿に凛の想い、凛からのプレゼントに笑顔も見れた。本当に君を好きになってよかった。 1日1日を特別だと思えるのは、他でもない凛のおかげ。嫌いだったクリスマスも、凛のおかげで特別に変わる。 「凛、ありがとう」 「うん? 靴?」 「全部。一緒にいてくれて」 「うん。こちらこそありがとう」 「うん……ねぇ、凛。もう一回しようか」 「は!? 無理!」 「ねぇ、凛大好き」 「ちょっと待って! それとこれとは話が……」 「別じゃないよ。愛してる。凛は……?」 「う……愛してる」 「可愛い」 頬にキスを落とせばくすぐったそうに身をよじる凛。素敵なクリスマスをありがとう。そして来年も……一緒に思い出作ろうね、凛。 クリスマスは、俺にとって特別な日。小さなサンタクロースと、不思議なアメが思い出をくれた日。 来年の今頃は、凛がこの家の住人でありますように。 happy X'mas……。 【おわり】
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