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「何だか楽しそー。琴葉も混ぜて狐さん!」
琴葉がいきなり裁火に抱きついて頬擦りをする。
「こん、こーん!」
裁火は琴葉の夢を壊したくない様で、無理をして鳴いているようである。
苦笑いをしながらも景壱は彼女が心から笑える様にしてあげたいと心から思うのであった。
その頃、店長達は山奥の洞穴の中にいた。
何故か洞穴の中は端から端まで畳が敷かれている。
「じゃんじゃん食べて下さい。腹が減っては戦が出来ませんから」
団三郎が手を叩くと着物を着た女性が店長達の前に沢山の料理の乗ったお膳を置く。
「本当に食えるもんだよな?」
店長は団三郎を睨んでいり。
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