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「ええ!? 私が貴女を騙した事などないでしょう!」
慌てて答える団三郎に店長は冷たい視線を向ける。
「今んところはな……。でも、何時裏切ってもおかしくねえからな。お前の場合はな」
「そ、そんな」
団三郎の悲しげな声を聞いて、店長の隣に居た恭治が笑う。
「信じてあげなよぉ。店長に懲らしめられてから一度も悪事を働いて無いんだからさぁ」
「けっ。本当か分かんねえけどな。そんな事より団三郎、真宮の隠れ家は分かったのか?」
「はい、ここから西に十キロ先に有る建物の中です。結界でカモフラージュされてますが、何とかなるでしょう」
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