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人形(ﾋﾄｶﾞﾀ)について
カザハの種族について、個人的メモも兼ねて纏めてみる。
人形(ﾋﾄｶﾞﾀ)は或る魔女と吸血鬼が、禁術を以て創り出した種族。
見た目は人間と然程変わらないが、身体能力は人外で、20代程度で成長が止まり、以降はずっと若い容姿の儘。
他者に傷付けられても時間の経過と共に跡形も無く治るが、自分自身で付けた傷は塞がっても痕が残り続ける。
病死と自害は叶わないが、完全な不死と云う訳ではなく、致命傷を受けて死を迎えた瞬間、亡骸は人の形を保てなくなり、灰に還る。
例外なく魔力を備え、純血の存在は紫を帯びた銀髪と蒼い瞳が必ず容姿に現れる。
異なる種族間で婚姻を結び、子を宿しても、純血が産んだ長子は確実に純血の人形(ﾋﾄｶﾞﾀ)として産まれ、次子以降は人形と別種族の混血として産まれる。
先天的に魔力と闇魔法の素質を備え、純血は特に優れるが、他の属性は扱えない 。
天使等の血が混じっていれば、光属性等も扱えたりする。
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