第3章「ぬこ様、ニートを改心させる」

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今日のぬこ様は木の上にひょいと乗ってまどろんでいるのでござます。 そばのベンチでぬこ様と同じようにまどろむ青年がひとり。 この者はいわゆるニートでございます。 「あーだる! だるだる! もうだるの三乗。もうルートだる。サイン、コサイン、だる! もうだるだるでござる」 暇すぎるが故に、思考もショートしてしまうのでございます。 もうニートの風格をぷんぷん漂わせているのでございます。
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