第3章「ぬこ様、ニートを改心させる」

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「にゃー!」 「無理ですよ。いくらぬこ様でも……猫ですよ? 無理無理」 ニートが何を言おうとも、信念を曲げないぬこ様でございます。 「あ……ぬこ様を見ていると、頭の中で音楽が流れる……」 最早、ぬこ様の絶え間ない動きは、魔法の儀式になっているのでございます。 目の前の人に音楽を思い浮かべさせるという魔法でございます。 「にゃー!」 ぬこ様のありがたいお言葉も心地よいリズムでございます。
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