第4章「ぬこ様、地縛霊を成仏させる」

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「にゃー」 「そうかお前か。私の縄張りを荒らす、新手の猫というのは」 「にゃー」 「とぼけるな! 俺に替わってこの土地を支配したいんだろ?」 「にゃー」 ぬこ様の御威光を感じることができない愚者でございます。 それでもぬこ様は、ありがたいお言葉を発せられるのございます。 ぬこ様の慈悲にございます。
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