第6章「ぬこ様、神様になる」

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「こりゃ」 困り果てた事代主様、呆然と立ち尽くされたのでございます。 「こりゃ」 何を言われてもぬこ様は起きないのでございます。 神様に対しても自由気ままな猫にございます。 「こりゃ」 途方に暮れた事代主様は、ぬこ様が寝ておられれるベンチの横に腰かけて、ぬこ様が目を覚ますのを待つことにしたのでございます。
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