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[ シセラ・オピーオーン・サソリ ]は、馬が引っ張る二輪の軽戦車を作ったのだが、 それは、[ ペイライポ ]が、馬を人間社会に連れてきてからのことだ。 おそらく、いち早く馬を見た。ジャンのファクトリーの一員の中で、いち早く馬を見たのが、[ ケケル・オピーオーン・サソリ ]だった。 それ以前に、4輪の、戦争用の車両があった。それは、おそらくロバが引っ張っていた。( あるいは、牛かもしれない。) 馬は、非常に速く走る。だから、それを見て、4輪の車両を、前と後ろで二分して、横2輪だけを、馬が引っ張るようにしたのだった。 ( 前の部分か後ろの部分のどちらを付けたのかは、わからない。) ロバが引っ張る、4輪の戦争用車両は、[ ポルトナコス・ベイレト ]が、青少年の頃に、既にあったと思う。 [ ポルトナコス・ベイレト ]は、[ シセラ・オピーオーン・サソリ ]の息子だ。 [ ポルトナコス・ベイレト ]( もえのと、の者。または、もえのつ、の者。) もえのと、には二種類あって、川や湖のもえのと、は、石を積み、そこに水門を付け、水の流路を変えたり、水を貯める。 海のもえのと、は、海岸から少し離れたところに石を積み、波を穏やかにし、石が積んでないところが、海の水門となる。 そして、川でも湖でも海でも、岸に石を積み、船が使いやすいようにする。 ford が、津で、fortが、石を積んで造る砦だ。 川に、もえのと、を、造り、流路を変え、水をどこへ流すのかというと、 それは、横の溝だ。用水路。用水路の横には、道がある。用水路を管理するためだ。 [ アケナコス・ブリア・レオース ]( アッカド・ブリア・レオース ) は、横の溝の者、用水路や水門の管理人だ。 [ アッカド・ブリア・レオース ]のマークは、人間のような脚で、二足歩行のライオンが、前肢の肉球を見せている図だ。 [ アッカド・ブリア・レオース ]の母親が、[ フィーメイル・エリーゼ・ベート ]で、 [ エリーゼ・ベート ]の父親が、[ クリュミアソス ]といい、 この[ クリュミアソス ]が、4輪の車台を作った。
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