猫の手借りました
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私はイカフライを持つと縁側から立ち上がった。 猫の見えないところに隠そうと思った。 黒猫は縁側に座ったまま私を見上げた。 「どうかお慈悲を」 そんな目で私をひたむきに見つめていた。 この目に弱い。 確か冷蔵庫に牛乳があったはず。 牛乳も本当は猫用ミルクじゃないとダメなんだけどイカフライよりはましか。 冷蔵庫から出したてだと冷たいからレンジで少し温めて与えてみよう。
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