あとがき

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お立ち寄りありがとうございます。 今回の女詩会のお題を【声】と知った時、『難しい』と思ってしまったのが正直な感想です。 にも関わらず……(このお題を知ったのは休息中だったのですが)なぜかお題が頭から離れない。 思いつくままの言葉を繋げて、今回の作品ができあがりました。 【声】にはいろいろな声があります。 音や言葉に表せるもの 内に秘めたもの 温かいもの 冷たいもの その場限りのもの ずっと残り続けるもの こちらで紡がせていただいていた声は 内に秘めたもの その場限りのもの それらに対する私の想いです。 綴り終わり思ったのは『音や言葉で見聞きできて、ずっと心に残り続ける温かな声が一番好きだなあ』でした。ありきたりですけどね。 私が紡いだ【声】 受け取ってくださった方々にどう伝わるかは分かりませんが、どなたかの心に温かく残るものが何かしらあれば、幸いです。 第四回『女詩会』イベントを開催してくださった清瀬美月様へ 第一回、第三回『女詩会』イベントに続き、素敵な詩の宴に参加させていただき、ありがとうございます。 十一月中旬より休養に入り、創作から遠ざかっていた反動でしょうか、綴りたいという欲のまま纏めてしまいました。どちらへ流れてゆくのか、いささか不安ではありましたが、なんとか投稿まで漕ぎ着くことができました。 書き上げた現在は『こんな綴り方もあるんだなぁ』としみじみ思っております。 開催してくださり、お声をかけてくださり、本当にありがとうございました。 これから先も、この女詩会が、末長く続いてゆくことを祈っています。 最後に、立ち寄ってくださった全ての方に感謝を込めて color (Dec 16,2016) ◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 音のない世界では 言葉のない世界では 時の流れまでも 止まってしまったかのように 静寂に包まれる 自身の存在すら 曖昧なものに感じる 幾ばくかの齟齬が 生じたとしても 誰かの…… そう 愛しきものの 相対するものの 音なり言葉なりを 聴いていたいと思う 生きている限り ◇◆◇◆◇◆◇◆◇ image=503308201.jpg
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