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「かっこつけてんじゃねぇ!!」
タロウを蹴った男以外の3人が襲いかかった。
一人目の金髪の拳をいなしてアゴを掌底で打ち抜く。
金髪は気絶して倒れる。
二人目のロン毛の中段蹴りをかわし、距離を詰め、金的を蹴りあげる。
ロン毛も気絶する。
三人目のスキンヘッドは落ちてあった木の棒を拾い殴りかかった。
タロウは腰に差してあった短刀ほどの長さの木刀を抜いて受け止める。
木刀を払ってスキンヘッドはバランスを崩す。
そして、タロウは手首に木刀を振り下ろし、
ゴキィ!とゆう音のあと、スキンヘッドは自分の
手首を押さえてうずくまる。
タロウは残された四人目の男を見る。
「あとはお前だ」
「このガキぃ・・・・」
四人目のピアスの男は、短刀を抜いた。
「怖いだろぉ、怪我じゃすまねーぜ」
タロウはハァ、とため息をつく。
「ビビってんのはお前だろ。手ぇ震えてるぞ」
タロウのその言葉にピアスがブチギレて短刀を
振り回しながら襲いかかった。
近づいてくるピアスに動じず、木刀を腰に添えて、
横一文字の構えを取る。
「うらぁぁぁぁ!!」
ピアスは大声をあげる。
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