2人が本棚に入れています
本棚に追加
「乙姫さん、このお湯って、なにか効能ってあるんですか?」
「肌ツヤが良くなるわよ」
火花の質問に乙姫が答える。
「タロくんの肌もスベスベになった?」
そう言ってタロウに近づき、腕を取って触り始めた。
すると、
「うわ!すっごいスベスベ!風里と水音も触って
みな」
風里と水音も近づき、タロウの体を触る。
「ほんと、肌がなめらかだね。羨ましい」
「お兄ちゃんの肌、女の子みたい」
「だけど、火花おねーちゃんも負けてません!」
火花はタロウの手を、自分のおへその辺りに触れ
させる。
「わたしだって!ほら!」
風里はもう1本の手を、自分のわき腹に触れさせる。
「おねーちゃんたちも負けてないでしょ!?」
自分に張り合ってくる二人に、タロウは冷静に
突っ込む。
「元から僕は競ってないから・・・・」
最初のコメントを投稿しよう!