レッスン1

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レッスン1

「いやらしいですね・・」 丁寧な言葉使いで耳元に囁いた柔らかい声 男というより、オスという響きを感じさせる低い声 彼は玄関に立っている私の顔や身体、服やアクセサリー全てを舐め回すように見つめると、手首を掴んで引き寄せた 「たまらない、、」 「早く会いたかったです」 彼は私を立ったまま抱き寄せると 手のひらで髪を もて遊ぶようにクシャクシャと音をたてさせ 耳元をなぞった 「くっあ・・」 言葉にならない 堪えられない声が私から溢れてくる そして、下の口から 飢えた野獣が出す よだれのような 液体がじゅるりと垂れた まだ、何もされてないのに、、 なんていやらしい身体なんだろう わたし なんていやらしい身体にさせられたんだろう、、 「いやらしい身体だ」 「きっと、、」 そう呟くと突然 彼はゆっくり私の下半身の真ん中に手を伸ばす 「いや、、」 脚を閉じて拒否する私の包囲をかいくぐり 彼はその間からまるで宝石を採掘するかのように 太い指を滑り込ませ キラキラした液体を取り出して私に見せた 「触られただけなのに、こんなになっていますよ」 丁寧な言葉の中に、深く、卑猥な心を感じる そしてゆっくりと ゆっくりと わたしの快楽の扉を開いていく
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