レッスン1

13/28
前へ
/28ページ
次へ
彼は舌を私の中でかき乱して くちゅくちゅと音をたてる そして唇を重ねたまま シュルシュルと音をさせ 私の後ろ髪をかき分けながら そっとネクタイをまわし キュっと瞳を縛って唇を離した 「あっ、、」 縛られた頭から、ゾワっとする電気が背筋を這う 「・・・」 「痛くないですか?」 優しい彼の声が、いつもより耳の奥に響く 「い、痛くないです、、、」 私はまるで患者のように頷いた 「良かった、、」 「これで準備はいいですね」 「さてと、、」 「ふふふ、、」
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!

18人が本棚に入れています
本棚に追加