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彼は舌を私の中でかき乱して
くちゅくちゅと音をたてる
そして唇を重ねたまま
シュルシュルと音をさせ
私の後ろ髪をかき分けながら
そっとネクタイをまわし
キュっと瞳を縛って唇を離した
「あっ、、」
縛られた頭から、ゾワっとする電気が背筋を這う
「・・・」
「痛くないですか?」
優しい彼の声が、いつもより耳の奥に響く
「い、痛くないです、、、」
私はまるで患者のように頷いた
「良かった、、」
「これで準備はいいですね」
「さてと、、」
「ふふふ、、」
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