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「は、恥ずかしい、、、」
私は身を丸めるように小さな丸椅子の上で体操座りをして、身体を身体で、隠そうとした
彼は後ろから抱きしめたまま、耳元で囁く
「恥ずかしいですか、、ふふ、、」
「そうですよね、恥ずかしいですよね」
「可愛い・・」
「そんな、あなたが私は好きです」
「大丈夫、優しくしますから、、」
椅子がカタカタと音をたてる
もう私が震えているのか、それとも椅子が震えているのか、それともこの地上が震えているのか
私にはわからないほど彼の言葉に心が揺らいでいる
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