レッスン1

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「ありました」 シュルシュルと音をたてさせながら、彼はネクタイを引っ張ったり緩めたりして、その強度を確かめている 彼の優しさ それはこの調教を受け入れさせる魔法だ ネクタイの肌触りをたしかめ 私が少しでも傷つかないように配慮している 私の肌をまるで、産まれたての赤ちゃんの肌ように扱う彼の指に愛を感じずにはいられない オーガニックのもので シルクのような肌触り 心地よいものだけを、彼は私に選んで与える
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