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「お待たせしました。」 「いいえ。 じゃあ、行きますか? お姫様!」 光一君が差し出す手のひらに、吸い寄せられるように、私も手のひらを重ねる。 「真理子さんの手、温かいね。」 光一君が微笑む。 その笑顔が凄く眩しく見えた。
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