第1章・ある朝のきっかけ

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 そしたら急に肩を掴まれてやめさせられた。  流石にちょっと大袈裟過ぎて気味悪がられたのかな?  なーんて思ってたら  「君の方こそ大丈夫?怪我はない?」  「…へ?」  「やっぱりどこか痛いの?こっちこそごめんね。」  「いえいえいえ!大丈夫です!」  ど、どういう事!?逆に心配されてしまったし、更には謝られた…だと?  き、今日はあれか?平凡も大事にしましょうDayか何かですか?  「本当に大丈夫?」  ハッ!  「はいっ全くもって平気です!こちらこそホントすみません!でわっ」  何かよく分かんないけど遅刻しちゃうし、その場を駆け足で去った。
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