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妊娠…
学校に行かなくなった頃…しばらく彼のところにいた。
毎日彼といれて楽しかった。でも少したって『生理きてない…』
その時すでに生理が二ヶ月きてなかった。でも怖くて調べなかった。
日に日にお腹が大きくなってくる。
自分の家に帰る頃には多分妊娠五ヶ月だったと思う。
実家に帰っても一度も病院に行かなかった、親にバレるのが怖かったから。
年があけると一段とお腹が大きくなった。
お腹を隠す為にわざとブカブカの服を来て毎日過ごした。親も気付いてないみたい。
何回か彼とデートして、不安な反面子供が産まれるのをお互い楽しみにしていた。
この頃から時々赤ちゃんがお腹を蹴るようになった、”胎動”だ。後で分かったけど、彼はお腹が動くのを触りたかったみたい(笑)
幸いつわりは全くなくて、親に気付かれる事なく一日一日が過ぎていった。
お腹や足には妊娠線がでてきて、足腰が痛かったけど毎日我慢した。
夜になるとこっそりお腹に話し掛けたりもしてたな。
そして五月のある日の朝。突然のお腹の痛み…
何度もトイレに駆け込んだ。それは陣痛だった…。
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