148人が本棚に入れています
本棚に追加
「何すんのよー💢」
突き飛ばされたアニスは怒鳴りながら振り返った
先程までアニスがいた場所に倒したはずのスーパーディストαのドリルが突き刺さっていた
「ディスト⁉」
肩から血が滲んでいた
アニスを庇ったせいでディストは避ける暇はなかったようだ
「早く逃げて❗」
しかしディストは倒れ込んだまま動かない
最悪な事態が頭をよぎった
スーパーディストαはドリルを地面から抜き、また刺すためにドリルを振り上げた
ディストは動いていないので操作はしていないはずだ
だが、明らかにスーパーディストαは、ディストを串刺しにしようとしていた。
そう判断する前にアニスは走り始めていた
最初のコメントを投稿しよう!