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「……す」
「ん? おじさんが伝えてやるよ。お嬢ちゃん。パパとママに何か言い残したいことがあるんだろ?」
男たちの距離は5メートルに近づいた瞬間、アニスは振り返った
「テメェらみたいのが…いるから‼」
男たちはたった一人の少女の殺気に少し後ずさった。
「ふっ…それが最期の言葉か…あいつらの娘にしちゃ、肝がすわってるな! だが悪いが、お前はここで死んでもらう❗」
男たちは遅かった
すでにアニスの詠唱は済んでいた
「食らえ! 光の鉄槌! 『リミテッド』❗」
「ぐわ⁉」
リミテッドは3人の真ん中に落ち、3人とも吹き飛んだ
「な、なんなんだあいつは、めちゃめちゃ強ぇ…⁉」
受け身でなんとか飛ばされた衝撃を回避した男の目の前にすかさずリミテッドが落ちた。
一瞬閃光が襲いすぐに爆風が襲う。
またもや吹き飛ばされた。
立ち上がるとすぐに頭上から、攻撃された。
暫く立ち上がらなくとも、同じくリミテッドが降り注ぐ……
アニスの「リミテッド」という言葉は絶えなかった
他の二人もリミテッドを何発も受けているようだった
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