第1章 昌浩の誕生

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 確かに片方は昌浩なのだが片方は…一体誰なんだ…占っても結果は出なかった…ただ1つ出た答えは「片方は光、待ち望んだ命」そしてもう片方は「闇、光を翳し、不幸をもたらす」そんな中で晴明がとった方法は… 「…紅蓮…」 「…」 紅蓮と呼ばれた赤髪の男は無言で了承し二人の翠子に近づいていった… 「…」 「ぎゃあぎゃあー」 紅蓮はふわりと笑って片方の子供を腕に抱いた 「この子だ…この子が昌浩だ!」 その場にいた全員が喜びにむせび泣いた…
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