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    『はぁ…』   俺は盛大にため息をついてうなだれる。   「お兄さん、どっか痛いの?」     『もう訳わかんねぇよ』   「それとも鬱?」   『そうかもな』 俺は適当に少女の質問を流した。     「とぉっ。」 バコッ   後頭部に衝撃が走った。     『…っ!!』   顔をあげると少女が俺に向けて2度目のチョップを放とうとしている。    
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