記憶の果てで

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死神は柚美の方に向き直る 柚美「来い。うちが倒す」 柚美は腰から銃を取りだし構える 死神「ふん。そんなもんは俺には効かんよ」 良「それはどうかな…」 良は瞬時に柚美から銃を奪い高く飛び上がった 死神「何!!」 良「くらえ!!」 良は死神の頭めがけて銃を放った 死神「ぐ」 死神は一瞬怯んだ 良は上手く着地し、柚美のまえにたった 良「柚美さん。さっき紗也さんにやった銃強化の呪文かけて貰えませんか?」 柚美「ダメだよ。あれは…」 良「どうして?」 柚美「だって良くん訓練受けてないし…それに…」 良「それに?」 柚美「ううん。何でもない」 良「わかった。じゃあ僕なりに頑張ってみます」 良は走ろうとするが柚美に袖を掴まれる 柚美「ダメだよ。紗也でも勝てなかったのに…応援が来るまで待ってないと…」 柚美の手は震えていた 良「大丈夫。僕、結構運動神経には自信あるから。それに…」 柚美「それに?」 良「僕が二人を守ってみせる」 そういうと良は再び飛び上がった。 死神「おのれ人間ごときが、死ね」 死神は黒い物体を良に向けて放った 柚美「良くんデュナス」 しかし何も起きない 柚美「え!!なんで?」
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