記憶の果てで

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良「あの嘘は止めてもらえますか?」 沢村「お!!良くわかったな」 良「まぁ本当になんとなく親の顔とか多分母親に抱かれていた写真を見せてもらったし、確か血液型もまちがいなく両親のだったような気がするし」 沢村「ほぉ~」 良「ただ、それ以外の記憶が全く思い出せないんです。不思議ですよね、自分の名前より親の顔を覚えているなんて」 沢村『ふ~ん。こいつひょっとしたら…スカウトしてみるか(笑)』 良「どうしたんですか?僕の顔見てニタニタ笑って」 沢村「お前、ちょっと来いよ」 良「え!?な・なんですか?」 沢村「いいから来いって」 良「嫌です…」 沢村「じゃあしょうがねぇな」 良「え!!」 頭に銃口を突きつける 良「な!!あなた!!」 沢村「俺はなごちゃごちゃしたのはきれぇなんだ」 良「あなた!!」 沢村「ちょっと黙れ」 良「ぐ…」 ゆっくりと銃口を頭から離した 沢村「バーン」 良「…」 沢村「ぐっひっひっひ玩具だよバーカ」 良「…」(呆れている) 沢村「なんだよつまんない奴だな何か反応しろよ」 良「ってか体動かないんですけど?」 沢村「体動かそうたって無駄だぞ」 良「な・なんで…」 沢村「後、なんでなんでうるさいから寝てろ」 人指し指でおでこを弾くと良は目を閉じた 沢村「これで良し。これで変に何も考えないだろ」 沢村は手をパチンと叩いた
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