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「唯は、何歳なの?」
「…それ、聞く?」
ニコニコと尻尾を振るように寄ってきた唯に
気になっていた事を聞くと途端に不機嫌になる。
「だってもし未成…っ、」
突然後頭部を掴まれて塞がれる唇
「…いーじゃん。そんなの」
俺より少し低い位置から見つめてくる瞳が挑発的で
「…っ、」
俺の中の、何かが外れた。
気がつくとベッドの上に組み敷いていて
「ん…、はぁっ、」
若いとか男だとか細かい事ぐだぐだと考えてた自分なんて忘れ去っていて
「しゅーと、さんっ、…っ、」
ただ目の前の唯に、夢中だった。
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