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次の瞬間、部屋はまばゆい光に照らされた。アンジェリカは顔を覆い、ベッドに潜り込んだ。
部屋のドアが開かれ、屈強な男たちが次々と入ってきた。ボディガードが待機していたのだ。
部屋の窓が自然に開いた。ちょうどその窓と向かいあう形で座り込んでいた和弘に、強烈な白い光線が浴びせられる。彼の身体はその光に包まれ、殆ど見えなくなった。
窓に向けてボディガード達が拳銃を発砲する。だが、その弾丸は光の中に入ると力を失い、落ち葉のようにふわふわと地面に落ちてしまった。
次第に光が和らぎ、円盤状の銀色の物体が現れた。
しばらくすると円盤に黒い長方形が現れ、そこから人型生物が出てきた。ひどく目が大きく、毛髪は生えていない。緑色の、全身をすっぽりと包み込むボディースーツを着ている。
「我々はモルファット星人」人型生物は流暢な日本語で言った。
「SASAME-YUKIを我々の故郷でも歌ってほしい」
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