疲れた…もうイヤだ…

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「ねぇー、聞いてる? りゅうちゃん?!」 私は、駅前のおしゃれなカフェで 年上の男性とコーヒーを飲んでいた 話の内容は、私の悩み相談。 「あぁー、聞いてるよ。 でも、俺、今日は、久しぶりに早く帰れる日で この後、彼女と約束あったんだけど…」 「うん。ごめんごめん。 だから、簡潔に説明したじゃん。 とにかく、アドバイスが欲しいの~」 「…そういうの話せる友達は…いないか…」 俺は、じろりと睨まれた 俺の目の前に座っている彼女は、 今時の女子大学生、見た目はたぶん かなり綺麗、可愛いほうだ 俺たちの関係は、 おじとめい 俺の、姉の娘で 俺が働いている会社の、社長の娘 俺が学生時代バイトしていた、家庭教師の生徒
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