ままごと恋愛

16/16
前へ
/880ページ
次へ
そう思った瞬間、後ろから彼女を抱きしめていた。 「な、何?」 彼女の髪からはシャンプーのいい匂いがした。 「行くな!」 「何で?」 「自分がついてるから他の男の所になんて行くな!」 「え……、みっちゃん……?」 彼女が振り返るのが分かった。 体格は彼女より細くて不釣り合いなことは分かっている。 でもままごとみたいな恋愛でも、彼女を好きになってしまったんだ。
/880ページ

最初のコメントを投稿しよう!

532人が本棚に入れています
本棚に追加