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「選ばれし者の話は、おいおい話します。」
「うん...続きを聞かせて。」
「そうです。ヤツラと出会ったのはその時だったんです。休暇中の出来事ですよ。わたしは、心をリラックスさせるため部屋のベランダで煙草を吸っていたんです。プカップカッっと一服していたときのことなんです。」 「やつらとは、その~...テレパシーの声のことでよろしいですかね?」 「いえ、テレパシーのように、目に見えないものではなく、ハッキリと目の前に現れたんです。」 「.....」 「空飛ぶ円盤が」 「UFO...わたしも宇宙人に会ってみたいものです。」 「で、話の続きなんですが、ベランダで煙草を吸っていたんです。その時は、ちょうど日も落ちていました。街のネオンの光が綺麗だったのを鮮明に覚えています。ふと、遠くのマンションを眺めていたときのことです。すぅーっと一筋の光が上空を飛来しました。流れ星か~珍しいなと思いしばらく余韻を楽しんだのです。その後です。」 「UFOがあなたの目の前に現れた」
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