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...どうしよう、ここまで来ちゃった。 隣には酔いつぶれた山口さん。 ほろ酔い気味だった私の酔いは完全にさめてしまった。 ここは、私の部屋。 山口さんの家が近くて、場所も知ってるなんて嘘。 山口さんとは、何度も合コンをした。 合コンのたび、山口さんは私に女の子の注文をする。 そして、山口さんはほろ酔いで楽しくその女の子をお持ち帰りした。 ...なんで、私じゃダメなの? そんなこと聞けなかった。 だって、何かがダメだから、私が選ばれないことは確かで。 その何かが何なんだってことなんて、怖くて聞けない。 それで、聞けないかわりに... 私は今日、酔いつぶれた山口さんをお持ち帰りしちゃった。 山口さんは、きっと、今日だって陽菜さんをお持ち帰りしたかったんだろうな。 残念だね、こんなに酔っちゃうから陽菜さんお持ち帰りできなかったね。 せっかく、陽菜さん連れてきてあげたのにね。
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