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お母様は、少し派手目の服装とお化粧。 その雰囲気は、景樹さんをまったく思わせない。 ましてや、景樹さんの話とは全く違う。 「やーん、とっても可愛いー!!景樹の彼女なんて絶対くそ真面目な冴えない子だと思ってたのに!!」 なんていうか... 本当に、景樹さんの雰囲気とも話とも違うよね? 「あ、嫌味で言ってるわけじゃないのよ!!とにかく、本当に嬉しいのよ!!美咲ちゃんみたいな子が景樹のお嫁さんなんて!!」 と、とにかく、嫌がられていないみたいで良かった。 結局、日帰りのつもりがその日は泊まることになって。 「お疲れ様、美咲ちゃん」 今は、昔、景樹さんの部屋だった場所にお布団をひいてもらって。 2人でその部屋にいる。 お母様は、今は彼氏と住んでいるらしくその家へと帰っていったから、このおうちには今、1階におじいさまとおばあさまがいるだけ。
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