77人が本棚に入れています
本棚に追加
お母様は、少し派手目の服装とお化粧。
その雰囲気は、景樹さんをまったく思わせない。
ましてや、景樹さんの話とは全く違う。
「やーん、とっても可愛いー!!景樹の彼女なんて絶対くそ真面目な冴えない子だと思ってたのに!!」
なんていうか...
本当に、景樹さんの雰囲気とも話とも違うよね?
「あ、嫌味で言ってるわけじゃないのよ!!とにかく、本当に嬉しいのよ!!美咲ちゃんみたいな子が景樹のお嫁さんなんて!!」
と、とにかく、嫌がられていないみたいで良かった。
結局、日帰りのつもりがその日は泊まることになって。
「お疲れ様、美咲ちゃん」
今は、昔、景樹さんの部屋だった場所にお布団をひいてもらって。
2人でその部屋にいる。
お母様は、今は彼氏と住んでいるらしくその家へと帰っていったから、このおうちには今、1階におじいさまとおばあさまがいるだけ。
最初のコメントを投稿しよう!