第3章 シン・ガジラ

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「大丈夫?」 目を開けた時、見えたのは巨大な石の顔だった。 「うわ!誰!?何!?」 僕が混乱していると、 「あ、申し遅れたけど、僕、マジカルキングさんの筆頭部下で、魔術師のイワンっていうんだ、地上侵略の下調べをしに来たけど、君が怪我してたから、魔法で直しといたよ、ついでに、体力と、体の頑丈さも、僕らストーン族や、勇者と同じぐらいにしといたよ。」 「あ、ありがとうございます、で、父は見かけませんでしたか?」 「ううん。ってやばい!さっさと勇者見つけて帰らないと怒られる。」 石の顔は宙に浮くと、そのまま、どこかに消えていった。 「・・・(あいつ、たぶんヘロの敵だよね、っていうか僕の体力いつの間にか化け物レベルにされちゃったし。)・・・そうだ!お父さん探さないと!」
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