僕と喋る猫。

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──物語はこれで終わりだが、最後に言わなければならない事がある。 まず、これは、父親のいないシュンと 今はいないおばあちゃんの猫 クロの 物語だ。それは、間違いない。 ただ、 一つだけ、違うところがある。 それは─── この物語を書いているのは、「僕」であるシュンではないことだ。 一人称が「僕」で、申しわけない。 でも、この話はこの事を忘れない為に俺が書いた。 そう─── この物語を書いたのは、シュンの親友である俺、コウだ。
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