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この”謎の声”について病院で医師に話すことにした。
病院で、「声が聞こえる」ということを話すと医師から腕をガシッと掴まれ、俺は抵抗したが脱出不可能で他にも医者が三名ほど応援で駆けつけたのでそれでようやく観念した。
まずはじめに、監獄のような部屋に連れて行かれた。
俺は、その部屋を見るや否や、抵抗する気力すら失ってしまった。
その部屋にはベッドとトイレが一緒においてあり、まるで牢屋を彷彿とさせる部屋である。
俺は、なんで自分がこんなところにいるのかわけが分からなかった。
すると例の謎の声が耳元で囁いた。『そこの居心地はどうだ?』
「最悪だね」 『最悪だと?オレが折角お前のために用意してやった終の住処だってのにその言い方はないだろう?』 「終の住処だと?」真彦は少し興奮気味で言った。
『おいおいいいのか?そんな大声出して?医者に見つかったらどうなるのかな?』 謎の声がほくそ笑みながら言う。 「くそが」
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