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『おいおい?どうしたんだ?オレに死ねって言うって事がどういうことを意味しているか分かっているのか?オレの死はお前の死なんだぞ?そのことをよ~く考えておくんだな。』
〝言ってることが意味不明だぞ?どういうことだ?〟心の内で会話する真彦。
『お前とオレは一心同体なんだ。だからオレにはお前の考えてることが手に取るように分かる。オレはお前の一部だからな』
〝一心同体だと!?バカかお前。俺とお前が一心同体のわけがないだろう?速く俺の心から出て行け!!〟と言い真彦は両手で耳を押さえる。
『無駄だ。オレはお前の心に直接話しかけているんだ。そんな事したって無駄だ。』
〝じゃあどうすれば??〟と真彦は、まるで神にでもすがるかのように訊いた。
『さあな、お前の考え方次第じゃないのか?オレから言えるのはそれぐらいだ。』
〝考え方次第?〟
『そうだ。考え方次第だ。今日は楽しかったよ。また、話そうぜ。』
〝......〟
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