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ー燐音視線ー
聡「さて、どうしようか?」
燐「…………」
オレは改めて教室を見回した。
聡「まぁ、あの二人は色気がヤバいし…こうなることは想像していたけど…」
そう。
教室が血の海なんだよな。
明日から文化祭で教室を使うにも関わらず教室はリアルな赤い部屋だ。
こんなカフェ誰もはいんねぇーよ。
聡「どうする?室井くん……あれ?室井くん!?なんでそんなに怨めしそうにダーツの矢に怒りを込めて投げてるのっ!!?」
光「どうせオレじゃ蒼真に勝てないですよ」
聡「ドイツもコイツも面倒くさいなぁ」
悟「じゃあ、室井先生は僕にします?」
光「……考えとく」
悟「僕はいつでも歓迎しますよ?」
悟くんっ!!???
無表情に近い真顔で何言ってんの!!?
聡「……えーと、掃除しようか……」
光「あ、待ってください?皆教室から出て?」
オレらは教室を出た。
室井先生は教室の中心に何かを置き教室から出てきた。
燐「なんすか?アレ」
光「オレの発明品だ…」
何か煙出てるwww
煙に対する恐怖心が異常であるw
聡「ゴキブリ殺すアレみたいだねw」
光「それの応用みたいなものです」
それどういう事なんですか?w
煙が無くなり、教室に入ると大量の血はなくなっていた。
聡「…ほんと、この学校の教師は無駄にチートな技術を持っているよね…。私のキャラが立たないよ?これ」
光「いや、山越先生はこの学校のトップじゃないですか?ぶっちゃけ、オレらの中で一番キャラが濃いですからね??」
聡「本当に??」
光「はい。学校唯一のサボり魔ですよ?」
聡「ねぇ、それは悪口じゃない??」
光「そんな事はないですよ」
聡「えーほんとー?」
光「それとも悪口を言われたいんですか?w」
聡「君もなかなかいい性格してるよね」
光「あはは」
…引きこもる前にも思っていたけど、この2人はやっぱり美味しいと思うんだよねぇ…オレ。
聡「違うからね?燐音くん」
燐「…声に出てました?」
聡「雰囲気でわ」
光「だから違うって言ってんじゃんwww」
聡「ちょっとぉ!遮らないでよー」
光「スミマセンwww」
いつの日か…公式ホモにならないかな?この2人。
この際、他の人とでもいいから誰かくっつかないかなぁ。
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