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蒼「何の為にオレがいると思っているんですか？」
聡「私だってちゃんと仕事するもん。…君にばかり仕事させるワケにも行かないからね。年長者としても」
蒼「…………」
聡「私にはもったいないくらい君は優秀だからね。…君が私の秘書で良かった。それは君と仕事をし始めた頃から思ってるよ」
蒼「…何を企んでます…？」
聡「君の中で私は日頃の感謝を伝えるのも許されない程のサボり魔って認識されてるの？ねぇ、ちょっと？？」
蒼「……だって…」
聡「これ以上は望月くんが妬いちゃうからねw」
蒼「え？？」
直「誰かガスバーナー」
聡「これ私が焼かれるヤツだ！！」
直「レアとミディアム…お好みはどちらです？」
聡「…ユッケ？」
直「難しいですよ…ユッケは」
イケイケな理事長×弱々しい蒼真さんって凄く美味しいと思うんだよね。
ってか、弱気な蒼真さんは普通にレアだし、イケイケな理事長もレアな気がする。
あと、普通の学校の教員たちは理事長に対してこんなに反抗的ではないと思うw
光「大ちゃんに伝言伝えたらこれ渡された」
室井先生が理事長と蒼真さんのいるテーブルに置いたのは砂糖だった。
蒼「確かに一番甘いヤツを頼んだが…」
直「手抜きwww」
光「未開封だしコレで良いだろって言ってたよ」
蒼「全然良くねーよ。１㎏の砂糖をどうしろと？せめて加工しろよ……」
直「食せば良いんじゃね？w」
蒼「見本を見せろ」
直「オレ甘党じゃないし」
光「加工しろって言ったら舌打ちしながらコレ作ってくれたよ」
室井先生が手に持っていたのは大量べっこうあめだった。
蒼「アイツ、オレのこと嫌いだろ…？」
直「溶かして固めただけwwwww」
光「コレは予想外だったwww」
聡「…まぁ、忙しいんだよ！きっと！！」
蒼「１個、焦げてるし…」
光「火加減わからなかったんだよ！」
蒼「そうかな？ただ単にアイツの殺気が篭ってそうでメッチャ怖いんだけど？このべっこう飴だけ」
直「下剤は入ってなさそうだから大丈夫！」
蒼「なんのフォローだよ！？」
最近、蒼真さんがこころなしか不憫キャラになっている気がする。
やっと蒼真さん受けの時代が来たか！？
聡「じゃあ、その焦げてるべっこう飴は私が貰うよ。それなら問題ないでしょ？」
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