☆最後の文化祭☆

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聡「君も素直じゃないね。…でも、確かに男は女性と違ってずっとその人と居れるって思いがちなんだよね。女性のが恋愛観がサッパリしてたりするし」 直「あー、わかります。女心は複雑ですからね」 聡「わかってるじゃんw」 直「ちょっとオレの前職を思い出した方がいいんじゃないですか?山越先生w」 聡「……ホストだったね。うん。女心も分からずには仕事できないね」 直「はい」 聡「…お持ち帰りされて稼いでた感じ?」 直「まさか。女は怖いものですからね…オレは店限定で見送りくらいしか外まで行かなかったです」 聡「指名と酒だけでNo.1ホストやってたとか…君もなかなかのチートだよね」 直「お陰でやっかみヤバかったですよ?」 聡「…そうだったんだ」 直「まぁ、この学校も似たようなものですよね。基本的にホストクラブですし」 聡「だって、教師の殆どがOBでイケメンなんだもん仕方ないじゃん?w」 イケメンはイケメンのいる場所に集うのか…。 客L「結婚してください!」 大「……私は結婚してるんですが…?」 客L「そう、ですよね…」 大「大丈夫ですよ。焦らなければ貴女にもきっといい人が現れますから」 客L「分かりました!気長に待ちます」 葉塚さんカッケー! めちゃくちゃ良いこと言ってる! 直「蒼真、お前…浴衣に着替えるか?」 蒼「んじゃ、着替えるわ」 望月先生から浴衣を受け取った蒼真さんは一瞬で浴衣に着替えた。 直「似合ってるな♪」 蒼「……そうか?」 光「ちょーどいーや!二人とも…」 直「ビラを!」 蒼「配りに!」 直・蒼「「行ってきます!!」」 光「そんなことオレが許すと思うかぁ?ってかビラは既に配り終わったっての!」 直・蒼「「思いたかった!!」」 光「サービス。なっ!」 室井先生は二人に何かを耳打ちした。 蒼「えっと…拒否権は?」 光「ねぇーよ?」 直「…おい…?」 光「直人に発言権はねぇーぞ?」 何が始まるんだ? 光「さぁーて!盛り上がって行こうぜ!!」 室井先生はいきなり望月先生の腕を掴み蒼真さん目掛けて背負い投げをした。 蒼「ぬぁっ!」 直「すまねぇ」 状況はいまいち理解出来ないが望月先生が蒼真さんを押し倒している状況ってのは分かった。
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