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ー蒼真視線ー
どうしてこうなったwww
何でオレは直人に押し倒されてるんだ?
笑ってる場合じゃないが笑える。
直「声に出すのが嫌なら口を開けよ」
直人。どうしてだろうな。
…オレさ、お前を求めて止まらねぇーよ。
きっと今ならお前に抱かれても絶対に後悔しないとまで思う。
けどな、こんな公衆の前で2回目のディーキスはイヤだw
聡「もう、イチャつくなら他のところに行ってよね!」
蒼「嫉妬ですか?理事長」
聡「いや、世間の常識でしょ…」
蒼「サボり魔である貴方に常識を語られるとは…」
聡「確かに逃げ回ってるけど…」
直「じゃあ…」
燐「ショタ月先生」
直「大人に戻ったわ!…っ!」
燐「使ってください」
直「…コレって…」
燐「はい」
直「…アイツにも借りが出来ちまったな…」
燐「汚さないのと換気してくださいね?」
直「ありがと」
蒼「…わっ!」
直人はオレを小脇に抱えると教室を出た。
そしてついた先は海斗の資料室。
…これは燐音くんにもお礼しなきゃ…。
オレはベッドにおろされ、そのままキスされた。
直「…蒼真」
オレはゆっくり口を開いた。
直人はニッコリ笑ってオレの舌に自分の舌を絡ませてきた。
オレのした一方的なキスとは大違いだ。
さっきのキスで思い付いたのだが、あの薬のなかに媚薬が入っていた可能性ってありそうだよな?
それならオレの身体が熱いのも直人の身体が熱いのも納得出来る。
蒼「…んっ……」
ちょっww
人が考え事してる時にいきなり内腿触んなよ!
変な声に出ちゃったじゃんww
直「!!?」
人を喘がせといて動揺するなよwww
お前は中学生か!www
蒼「…………フッ。どうせだしここまできたら最後まで付き合ってやるよ……直人」
お前が塗り替えてくれるならそれは本望だ。
理事長に押し押された時はあんなにも怖かったのに今は不思議と怖くない。
あぁ。オレは本当にお前が好きみたいだ。
この後、お互いに熱い体をぶつけ合いましたが…何か?あと、昼間の学校で盛る最低な教員ですが何か問題でも…?
そして気づいた。
元ホストのくせに直人はヘタレだw
でも、そんな直人も愛おしい。
君と一緒に生きれるならどんな代償も払ってやる。
ー蒼真視線終了ー
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