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優「なんですか?」
景子「これ」
七島はそう言いながらPCを指さしている。
僕はそう言われたので、七島さんのデスクに近寄りPCを覗き込んだ。
優「これって...」
景子「昨日のヤツなんだけど、さっき気づいて......」
優「ああ、そうなんですか...。なら電話して素直に謝るしかないですね」
それは、昨日までに送るはずの資料を送らずに忘れてしまっていたようだ。
珍しいな、七島さんがこんなミスをするなんて。
景子「そう...」
なんだか、七島さんが物凄く落ち込んでいるな。
もしかして、怒られるのが嫌なんだろうか。
代わりに僕が電話したい所だが、生憎僕も怒られたくないからな。
後、本人が言わないと担当の人も信頼してくれなくなっちゃうし。
担当の人は女の人って分かってるはずだから僕が電話したら本人じゃないって分かっちゃうから......。
ああ、頭がゴチャゴチャしてきた......。
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