野生の動物っていいよね(真顔)

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それ以外にも不安はたくさんある。でもノワールの提案を受ければその不安が殆どなくなるんじゃないか?と森羅は考えていた。 「.........」 そしてじっくり悩んだ末、森羅はノワールの眼をみた。 「答えはでたか?森羅」 「ああ。俺は決めたよ。」 「例えそれが人を捨てざる逐えないとしてもか?」 「......ああ。」 「良かろう。では森羅に我の全てを授ける、これまでに培ってきた我の知識、力、その全てだ。想像を絶する痛みを伴うが...本当にいいのか?」 「あー、本当は痛いのは嫌だけどさ、一応覚悟決めてんだ。さあ、やってくれ」 「ふふ、最後に出会えた人間が森羅で良かった。我全て、さぁ受けとるがいい!!」 カッ!!!!! そう叫んだ瞬間ノワールは光に包まれ光の粒子に変わり、森羅の胸の中へと溶けていった。 粒子全てが森羅に溶けた瞬間 「ぐぁぁぁぁぁぁ!! ..........あれ?一瞬で退いたな」 忠告通りにとてつもない痛みが森羅を襲ったが、すぐ治まった。失敗?という言葉が頭を過ったがその考えは杞憂におわる。 「うっわぁ、すっげえなこれ。」 身体中に溢れる力。そして、流れ込んでくるノワールの記憶。 この二つがノワールの言っていた方法、「魂合」が無事成功したと物語っていた。
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