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「あ、あの!」
「ん?なんだ異人よ」
「今の話信じるんですか?」
自身で言った事だが普通は信じない。まあそれも異世界クオリティとしか思えないが。
「信じるもなにも、お前みたいな奴はたまにいる。
まあ何百年に数人だがな。」
「あー、なるほど。」
森羅も今の言葉を聞いて色々納得した
それからというもの馬っぽいモンスター(名前はノワールらしいので以下これで)のノワールからこの世界の事を色々きいた。
とりあえず、リアルケモミミ女の子の存在が明らかになったのでニヤニヤした。ノワールに苦笑いされたので、「馬のクセに生意気な」内心思った。それと、ノワールの種族がこの世界で冥馬と呼ばれるカオスホースってのも知った。
「時には森羅よ。主は魔力を解放してないようだが?」
「え?解放?」
「この世界の人間は産まれて五年経てば勝手に魔力が解放される。が、一方で異世界から来た異人は自力で解放するしかない。それか他者から無理矢理こじ開けてもらうというのもある。」
「おお!まじか!きたきたきたきたぁ!!俺の時代が!
でー、どうやんの?解放って」
「うむ、確か前に出会った異人はこう言っていたな『あー、これは人によっと違うみたいなんやけどワイは気合いで何とかしたで!ハハハハ!』と」
「参考にならんわ!!ほかには?」
「我はこれしか聞いてない。奴はその後すぐ姿を消したからな。かれこれ600年前の事だ奴も死んでいるだろう。」
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