最終話

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 まさかそれだけ伝えに、店に来てくれたのだろうか。 ついでに飛鳥山公園を通って。  いくら考えても奈々は分からなかった。  また風が吹いた。まだ花は咲いていないのに 桜の良い匂いが鼻についた。そんな時、奈々のスマホに メールの着信音が響く。姉からだった。 『奈々、学校終わったら手伝ってくれる?』  奈々はOK!と短い文字を打つと、自宅へ向かった。 (完) *お読みくださってありがとうございました。また春以降に オープンします。その際は是非、ご来店下さいm(__)m
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