ZERO

後書き

此処まで読んで下さった方、有り難うございます。

今回も女詩会、参加させて頂きました。

テーマは『声』という事で……。

以前私の詩集の中の一つとして書いた『人型兵器ZERO』という詩の世界を、もう少し広げてみようと思いました。

確か半年程前に書いた短めの詩ですが、私の中では大きな世界観だったのです。

今回はその詩にちょっと加筆したものを、『人型兵器ZERO　Ｎ』として加えています。

タイトルにZEROと付く四つの詩については、読んで下さった方が好きに想像してくれたらなあと。

私の中で活き活きと動く二人の語り。

大切な詩たちです。

そして最後の『my savior』は、今の私の心の声をそのまま詩にした感じです。

イベントでこういう独り言みたいな詩を書くのは初めてで、恥ずかしさもありましたが。

ミステリアスがウリの私が、イベントという場でこんな素直に書いてもいいのかと迷いましたが。

今の私のリアルな、心の声。

私がつらい時、何気無い優しい一言で救われたように。

いつか誰かが、私の書く言葉でふっと気持ちが楽になってくれたら。

そんな夢みたいな願いも込められています。

荒廃とか滅亡とか殺伐とした詩が多いですが、いつもそんな願いを抱いていたりします。

……何だか後書きまで素直ですね。

はずかしー。

最後になりましたが今回も声を掛けて下さった美月さん、読んで下さった貴方に心から感謝しています。

言い尽くせぬ感謝を込めて。

蓮水詩織