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闇帝「城壁まで移動する。ローブに掴まれ。」
俺とジークがローブを掴むと。
雷帝「[集団転移]。」
雷帝が移動系の魔術を発動させた。
視界がグニャリと歪み、巨大な城壁の門の前に移動した。
ヴェ~ヴェ~
気持ち悪い
白蓮、酔ったのか。
門番の人が近寄って来て、敬礼した。
門番「ご苦労様です。」
火帝「こいつの入国手続き頼むわ。」
門番「分かりました。」
ちゃんと入国手続きしないと、面倒くさい事にになるらしい。
紙と羽根ペンを取り出した門番の質問に答えていく。
門番「アベノミキさん。護衛が1人、使い魔が竜1体。
出身地は旅していたから不明。で間違い無いでしょうか。」
間違い無いと頷く。
魔術で紙を何処かへ送ったようだ。
門番「開門!」
でかい門の隣、普通の門が開いた。
促され、門をくぐると中世の街並みがひろがっていた。
あっちこっちからイイ匂いが漂って、お腹が空きそう。
グルグル~
美希「?誰、お腹鳴らしたの?」
光帝「アタシじゃない。」
土帝「ワシは空いておらんぞ。」
風帝「あらら。」
ギアウ
美希の隣
隣って、まさかジークが鳴らした?
ジーク「……すまん、私だ。」
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