4,英霊の願い

3/10
前へ
/38ページ
次へ
ジャンヌの視線の先、ジークが寝ていたが。 ジーク!? 何故だ。 立ったまま、寝ていられる!? しかも、剣に手を添えたままでだぞ。 ハッサン「本人いわく、アルファ殿に鍛えられ、ユリィ殿に振り回されたおかげだと。」 あの二人なら納得だ。 グレン「 帰 れ 。」 ネロ「帰る場合では無い。 余達はユリィから頼まれておる。 美希を命懸けで守れとな。」 白蓮「ギルマス、帰シタラ主ガ危ナイ。」 英霊達も、主の事を聞かされているようで、居座っている。 ハッサンが分厚い紙束をテーブルに置く。 学園 と書かれているようだ。 我は主から抜け出し、学園とやらを読んでみた。 国民の11歳~16歳の子供に、教育を義務つける 学園で6 年間を過ごし、様々な事を学びなさい 貧しい者は、申請すればほとんどが無料になるので、安心するように 優秀な成績の者、特待生は授業料等が無料となる 1 学年 7 クラス、1 クラスにつき約50人 1~ 6学年 約2100人の生徒が学んでいる 白蓮「主ハ、学園トヤラニ行クノカ?」 美希「保護者とか必要。 お金稼がないといけないうちは、行かない。」 だからか、ここ数日ギルドの依頼を受けているのは、金を稼ぐ為。
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加