1,異世界への招待状

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中学校 前庭 ザワザワ 前庭に先生達、部活中の生徒、登校してきた生徒はざわめいていた。 何事だ?と登校してきた美希は、首を傾げた。 生徒達でよく見えない。 その場から助走をつけ、ぶつかるギリギリでジャンプ。 見事に飛び越し、怪我無く着地。 美希の視線の先には。 美希「…人ならざぬ者。」 巫女姿の頭、腰から狐の耳、尻尾を生やした男の子。 着物ドレス姿のピンクの長い髪、紫の目、剣を担ぐ女性。 鎧姿の剣を地面に突き刺し、足に鎖が巻きついた男性がいた。 女性が美希に気がつき、目を細める。 ?「はじめまして、私は“理の見定め人”ユリィ・ヤマト。 携帯小説は知ってる?」 美希「知っている。」 女性ユリィが優雅に一礼し。 ユリィ「私は“転生者”よ。」 成る程。“転生者”か、一度死に神に力を貰い、異界に転生した者と美希は理解。 ?「“理の稲荷神”玉緒。率直に要件を言うよ。 安倍美希、君の“運命”勇者召喚に巻き込まれ、悲惨な死を遂げる。 その“運命”は僕達が破壊し、抹消済みだけど、異世界に行ってもらうよ。」 美希「!?」 先生.生徒「えぇぇぇ!?」 驚く声の大合唱だ。
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